血圧の測り方
日本高血圧学会高血圧治療ガイドラインによると、家庭血圧は、座位で上腕にカフを巻きつけ、
1.朝(起床後 1 時間以内、排尿後、食前)
2.夜(就寝前)
の1日2回測定し、朝・晩とも血圧は 2回測って、その平均の血圧値をとることされています。
http://www.jpnsh.jp/data/jsh2014/jsh2014_gen.pdf
なお冊子も販売されています。
朝晩それぞれ1回ずつで充分という方も
宮川政昭先生監修によるTERUMOの記事によると、
- 家庭血圧測定は長期間測ることが原則であり、数多い値から平均値をとり得るところに本質がある
- 長続きしないので1回で充分
- 血圧は時々刻々変化するもの
といった理由から1回で十分だと書かれています。
普段着の血圧測定|健康管理について|テルモ 一般のお客様向け情報
アームイン血圧計(テルモP2000B)の測定ガイド
私が使っている電子血圧計の説明書に書かれている内容のメモです。
- 血圧計を手前に置く
- ひじを出す(2,3cm程度)
- 手の平を上に向ける(手は浮かさない)
- 腕の力を抜いて深呼吸(リラックスした状態で測定する)
大まかな流れとしては1~4のようにします。正しい姿勢ができたら[開始]ボタンをプッシュ。その他、細かい注意事項やアドバイスも記載しておきます。
- 測定部と心臓の高さを同じにすることが大切です
- 血圧計を傾けてひじをついてもかまいません
- 机に対して横向きに座ると無理なく測定できます
- 上着やセーター、厚手のシャツは脱いでから。薄手のシャツやブラウスはそのままで測れます。
- 毎日同じ時間帯、一番リラックスできる時に測定することをおすすめします
- ちょっとした姿勢の変化や、呼吸、精神状態で血圧は変化します
- 連続して測ると、血管がうっ血して値が変化することがあります。測り直すときは、腕を上げて手を握ったり開いたりしてうっ血を取り除きましょう
注意事項
- 腹部を圧迫した姿勢や、ひじを浮かせたり、ひじを極端に曲げた姿勢で測定しない
- 測定中に腕や手首、体を動かさない
- 手を浮かさない
- 前のめりの姿勢で測らない
- ひじが出ていないのは×
- 寝たままで測定しない
- 腕が水や汗等で濡れている場合は必ず拭き取り、乾いてから